さまざまなダメージ
バフ目
  塗装屋さんでの最終仕上げや、ディーラー、中古車屋さんで磨く際、
  よくこのような状態になります。
 綺麗に仕上げているつもりなんですが、実は傷を付けているんですね。
 多くの方が知ってて行っているのか、知らずに作業しているのか・・・?
鳥糞
ホルモンが多く含まれる繁殖期のものは、塗装内部に浸透することがあります。
発見したら早いうちに水で流して除去します。
皮膜状のものは研磨で除去できますが、浸透してしまうと再塗装しないと
消えません。 
クリアー塗装の剥離 
研磨のしすぎなどでクリヤ層が極端に薄くなり、塗装劣化が早くなります。
すぐに剥離現象は出ませんが、月日が経つと現れ始めます。 
再塗装以外ありません。
除草剤など(浸透性の高い物) 
除草剤など農薬の付着で塗装に浸透しています。
30ミクロン以上研磨しないと取れないことがあります。 
夏場にはお決まりのダメージです。 早期ですと流水で除去できますが、
完全乾燥してしまうと大変です。
イオンデポジット
洗車後などの綺麗な塗装面に、突然雨が降った後急に晴れた時や、
洗車後の水の拭き取りをしなかったりすると必ず固着するダメージです。
凹になると、研磨しても削り取ることが出来なくなります。
固着の大きな原因は塗装の色が濃色の場合、ガラスの場合は黒いスモーク
フィルムなど、いずれも熱を吸収しやすい条件(高温(80度以上)になる)が
熱結合を促進させています。
ガラス系コーティングは濃色車の場合、どうしても付きやすくなってしまいます。
スクラッチ
洗車やワックス施工によるスクラッチ(傷)です。傷は浅いので研磨で
簡単に除去できます。
傷が多くついている塗装は簡単に傷が取れますが、すぐに傷が入ります。
逆に傷が入りにくい塗装は簡単に研磨で取れません。 
黄砂(こうさ) 
2001年は3月〜5月の間飛来して被害が続きました。どうやら中国北西部
の砂漠化により、年々増えてきているようです。
砂に含まれる珪素、石英などがガラスを含み固着します。
降り積もったまま放置すると、研磨による処理が必要になります。
早めに高圧水で流しておきましょう。