自然シゼン環境カンキョウのボディにアタえる影響エイキョウ!!
酸性雨はなぜ車のボディに悪いの?
酸性雨の正体=(大気の汚れ×紫外線)+ヒートアイランド現象
  大気中の汚れがヒートアイランド現象により舞い上げられる、その際に紫外線で酸化される。雨の降り始めはそんな酸化
  された汚れがどっと落ちてくる感じ。(ph5くらい)
●ボディの上で化学反応その1=酸性雨+クルマの汚れ
  車の汚れが酸性雨の酸を吸着してしまい、その後の雨でも流れません。
●ボディの上で化学反応その2=(酸性雨+クルマの汚れ)×紫外線
  酸性雨を取り込んだ車の汚れは蒸発して酸性濃度が上がり、紫外線を受けてさらに酸化が進みます。酸化した汚れは車
  のボディ表面を浸食して凹凸にしてしまいます。(雨上がりにカァ〜と晴れる状況が一番やばし、酸はしぶとく残ります)
●酸性雨対策としてできる3つの事。(WAXでなく撥水・コーティング系:雨が止むまでガード)
  1:酸性雨がボディに残らないように、ボディに被膜(コーティング・WAX)を作っておく
  2:雨上がりはなるべく早めに洗車をする(自然乾燥厳禁)
  3:雨の降り始めに洗車!降り始めは酸性度が高くこびりつきやすい!
    
紫外線が車のボディに与える影響
様々なボディにのった汚れは紫外線を受けることにより酸化
例えば・・   
  1:鉄粉・鳥フン・酸性雨・チリ&ほこり etc(小さなダメージ)
  2:紫外線の働きで、塗装面を酸化させ、変色や浸食を促進(大きなダメージ)
  3:たかがホコリと思いきや紫外線で強力なダメージに大化け!
●紫外線対策
  1:ボディに汚れをのせたまま紫外線に長時間さらさない!!
  2:駐車する際はなるべく屋根付き駐車場へ!!
間違った洗車をしていませんか?(拭き上げ)
●洗車の拭き上げ:乾いたタオルで拭き上げていませんか?
  すこし湿ったタオルの方が水分をよく吸収します。乾いたタオルで拭き上げると、拭き傷を付けます。(ヘアラインス
  クラッチ)往復させない(往復させると吸い取った汚れが戻ってしまいます)
●WAX拭き上げの際、タテヨコタテしてますか? 
  拭き上げの基本は風の流れる方向にタテヨコタテ拭き上げの際にミクロレベルの傷がどうしても付いてしまいます。
  傷を残すならその傷を排水溝にして排水性UPにつなげる一方向の傷は目立たない。その2つがタテヨコタテ作業をする
  理由です。
●落ちない汚れはいったん保留
  どうしても落ちないよごれはやけになってゴシゴシとこすらないで下さい。ボディにこすり傷を作ることとなります。水・
  溶剤(ケミカル)・加圧:::落とし方は専門店にお問い合わせしましょう!
間違った洗車をしていませんか?(炎天下洗車)
●炎天下に洗車していませんか?
  炎天下で洗車すると
  1:水はすぐ乾く・洗剤もすぐ乾く・タオルはバリバリ・WAX塗ればムラムラに気持ちがいいのは本人だけ〜車は
    泣いてます。
  水はすぐ乾く→イオンディポジットというシミに(台所にもある)
  洗剤もすぐ乾く→洗剤ザンシクレーターというシミに(お風呂にもある)
  タオルが乾くと→ヘアラインスクラッチという拭き傷
  WAXムラ→これが水アカの元になります。
●洗車をするのにBESTな環境 
  風がなく、くもりの日の早朝or夕方
●炎天下!でも洗車したい!のだ! 
  1:お手伝い1名調達!水を絶やさない。ダッシュで拭き上げる車のボディ温度を体温以下にキープが基本です。
  2:WAXをかけるなら、日陰で、施工箇所以外は濡れタオルケットでボディ温度の上昇を防ぐ、施工面積を狭くして
      (30cm平方)WAXを乾かさない。
  3:できれば大事をとって夕方になるのを待ちましょう!
間違った洗車をしていませんか?(WAXムラ)
●WAXムラが出たことはありませんか?
  WAXムラ = 余剰WAX → 塗りすぎor拭き取り甘し、WAX被膜はだいたい0.5ミクロンです。(とっても薄い)たくさん
  塗るとそれは余剰WAXとして汚れを吸着します。水アカの要因にもなる。
●WAXをかける際の注意事項 
  1:車のボディの温度は体温以下が基本です。風のない日陰で施工!炎天下はNGです。
  2:スポンジでWAXをすくったら、バターナイフで余剰分をとるくらいのせこさ(少なさ)
  3:乾く前に拭き上げ、できれば普通のタオルは避けてケミカルクロス2枚を両手に持って拭き上げて下さい。
●WAXムラを作ってしまった・・・ら 
  1:洗車してボディの温度を下げてから、水拭き
  2:1日置いてから水拭き
まいったな〜鳥フン
●鳥フン発見! メーデー・メーデー
  鳥フン発見したら、あせらず・こすらず・ゆっくり・ふやかす。あせってこすると・・・ボディを削る(フンの中には砂!サンド
  鳥ペーパー洗車)
●鳥フンのこわさ
  鳥フン(虫の死骸も同様)は多糖分(高分子)のべたつきと強いアルカリ性の固まり、多糖分は太陽で熱っせられ
  冷えるとカチンカチン、強いアルカリは温度が上がると塗装面を腐食させていきます。特に、真夏は想像を絶する早さ。
  (秋頃には、同様にトンボのフン・卵等の被害もあります:特にきれいな車)
●早めに対処しましょう !!
  1:濡れたタオルをあてがう。(付いた直後ならウェットティッシュでも可)
  2:やわらかくなったら除去
  3:除去した塗装面の保護(WAXorコーティング)←POINT
鉄粉(てっぷん)がボディを腐食させる 
●鉄粉ってなんだ?(屋根付き駐車場であまり走らない車は縁が薄い)
  1:空間浮遊物質(人体にも有害:環境汚染問題でもある)鉄道の路線や工事現場、工場から飛来する金属の粉。
  2:ブレーキダストの中にも含まれ、幹線道路からも飛来します。(小さな鉄粉だと3〜4km飛ぶそうです)
●ボディに鉄粉が刺さる?
  1:大気中の鉄粉が車のボディの上に着地 (すぐに洗車すれば流れてしまう)
  2:ボディの凹凸が大きい車だと鉄粉はひっかかってしまいます。
  3:酸性雨+紫外線で酸化され、ボディにのめり込み定着(そうなると、通常の洗車では鉄粉除去はできません。
    ケミカル粘土で除去)
  4:鉄粉の付いたボディは下ろし金状態。いろんな汚れが積もりやすく落としにくくなります。
●被害をくい止めるためには? 
  1:凹凸の少ないボディを保つ(WAXorコーティング)
  2:定期的な洗車(理想を言えば週1回) 
海・山へ出かけた際のお土産(塩害) 
●海
  潮風がボディ全体を塩で包みます。エンジンルームを守るために駐車場では海を背に駐車を!!
●雪山
  凍結防止剤として塩化カルシウム(塩)を道路にまきます。ボディの汚れの中には大量の塩分が含まれているのです。
●塩はボディに悪いのか?
  放置するとサビ発生の原因となります。
●海・雪山に行く際には?
  行く前:(コーティング)洗車していく:汚れ(塩)がのりにくいボディ状態。帰ってきたら:すぐに洗車:早期対処!!
  ・できれば・WAXのロウ(油分)は劣化すると汚れ(塩分)を吸収しやすいので、コーティング系の洗車をおすすめします。
●海・雪山から帰ってきたら 
  帰り道(家につく前)に洗車して汚れ(塩)を落とす。洗車+下回り洗浄をする方が賢明!
水アカは何故つくのか? 
水アカの正体
  1:古く汚れたWAXが汚れを吸着したモノ
  2:グリース等がしみ出した所に汚れが付着したモノ
●何故白い車の被害が多いのか?
  1:ホワイト車専用ケミカル=大きな研磨粒子。
  2:ミクロのレベルでは大きな傷(溝)を作ってしまう。
  3:劣化したWAXや汚れのたまり場となる。
  4:さらにそれを落とそうとして大きな傷(溝)を作ってしまう。そこにたまった劣化WAXや汚れが水アカとなる。
●水アカを付けないようにするには?
  1:WAXをかけるなら定期的に月に1回!塗りすぎない!ムラを作らない!
  2:定期的に洗車して汚れを定着させない。
  3:メタリック車用ケミカルを新車の状態から使用する!(ホワイト車専用ケミカルを使用しない)