

ニナ・ハーゲンゆうたら、ファースト・アルバム(右下)のジャケットがよー知られとんちゃうやろか。いまは珍しもないけけど、当時は「この顔がパンクゆんじゃ!」みたいな幼さの残る顔が、アピール度満点やった。
が、中身のすごさは左のセカンドに尽きる。ファーストではちらりと垣間見られただけのユーモラスな狂気が全面開花。キョーレツで一見人を食った印象やけど、単なるお笑いやない。曲の出来もいいし、音作りなんかもよく練られてるし、かっこいい。独創的で音楽的なのだ。ニュー・ウェーブ云々じゃなく、ポップス史に残る名作だと思う。
ウンベハーゲンの意味は、「居心地悪さ、不愉快さ」。
残念ながら、この後のアルバムはキワモノっぽい曲が多くなってしまった。1989年の「ニナ」が結構まともだが、ゴルバチョフを歌った曲が印象に残ったかな。そんな時代やった・・・・。

「これに尽きる」っていうと、ちょっと気の毒やけど、DEVOはやっぱファーストかなー。ともかく、これは衝撃やった。痙攣するようなサティスファクションと、カッコイイぐらいおもしろい(?)モンゴロイド。脳みそを引っ掻き回してくれました。あと、最近出た1980年のLIVEのDVDが最高に楽しい。当時のニュー・ウェーブ、パンク系のDVDゆうと、音や映像がいいのが残っとらんけど、これはいい。
CDの紹介でニュー・ウェーブ系だけでもいくつかページを割かないかんけど、あの創造的エネルギーは何やったんやろねー? カーズ、マガジン、プリテンダーズ、ストラングラーズ、バグルズ、ブームタウン・ラッツ、モノクローム・セット、XTC、ウルトラ・ボックス、ポリス、ギャング・オブ・フォー、ジャパン、バズコックス、etc.・・・ざっと書き出しただけでも、そうそうたる名が並ぶ。こんなすごい連中が雨後の竹の子みたいに出てきて、次々とおもっしょい(おもしろい)作品を出してた時代。ジャパンなんて、出てきた当初は女の子受けするルックス勝負のバンドなんて見方する向きもあったり、ストラングラーズはライブ・アルバムが出たとき、ど素人みたいな言われ方さえした。
1980年代の音楽が、メロディーがよかったといって懐かしがられる傾向があるけど、私は70年代派。せいぜい80年代前半かな。80年代の曲は聞きやすいレヴェルって感じる。