炭焼きの進行と煙の状態


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@ 点火直後の煙の様子。
煙の温度が低いので、上に上がらない。 
 A 煙突の温度が40度を超えたころには、煙の勢いもよくなる。  B 煙突の温度が70度を超え、炭材が自燃を始めて、勢いよく煙が出るようになる。
C 自燃が始まって、煙突の開口部を小さくして、炭化がが進んでいる時の煙の様子。   D 煙突の温度が200度を超え、木酢採集用の煙突を取り外した後の様子。  E 煙突の温度が300度程度で、勢いよく煙を吐き出している様子。
 
F 煙突の温度が400度近くになり、煙が青みを帯びてきたときの様子。   G 終了直前で、青みを帯びた煙の量が少なくなってきた状態。  H 煙がほとんど見えなくなり、空気口、煙突をふさいで、終了する。



* 自燃に入ったタイミングを煙の状態だけで判断するのは困難でしたので、煙突出口の温度を併用して
  判断している。(75℃〜85℃前後で安定したとき。)

* 自燃が始まったころから木酢の採集を始め、安定した温度が20分程度続いたら煙突の開口面積を
  1/5程度に塞ぎ、焚口も数Cm程度にして、空気の量を調整する。
  
  
煙突の開口面積を大きくし、空気の量を多くすれば、10時間程度で焼き上げることも出来るが、
  小さく割れることが多いので、空気の量を少なくして、一昼夜程度かけて焼いている。


* 窯を完全に塞ぐタイミングは、温度計と煙の様子で判断している。
  煙突の出口の温度が450〜500℃程度になり、煙の量がごくわずかになったときに完全に塞いでいる。

  焼け損ないもなく、炭の量も結構あるので、私の窯ではちょうど良さそうである。

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