* 自燃に入ったタイミングを煙の状態だけで判断するのは困難でしたので、煙突出口の温度を併用して
判断している。(75℃〜85℃前後で安定したとき。)
* 自燃が始まったころから木酢の採集を始め、安定した温度が20分程度続いたら煙突の開口面積を
1/5程度に塞ぎ、焚口も数Cm程度にして、空気の量を調整する。
煙突の開口面積を大きくし、空気の量を多くすれば、10時間程度で焼き上げることも出来るが、
小さく割れることが多いので、空気の量を少なくして、一昼夜程度かけて焼いている。
* 窯を完全に塞ぐタイミングは、温度計と煙の様子で判断している。
煙突の出口の温度が450〜500℃程度になり、煙の量がごくわずかになったときに完全に塞いでいる。
焼け損ないもなく、炭の量も結構あるので、私の窯ではちょうど良さそうである。