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2008年8月17日 粒江ナイターリーグ 倉敷メッツ戦

   1   2   3   4   5   6   7  5回終了時
規定時間により
終了
倉敷メッツ  
 
【打撃成績】  1   2   3   4   5   6   7 




通算
打率

[二→DH] 吉澤 三振 …… 投ゴ …… 一ゴ 3 0 1 1 0 .458
[中] 野口 遊安 …… 三振 …… 中本 3 1 1 2 0 .577 1
[DH→投] 原田(Ings) 投犠 …… 左安 …… 捕邪飛 2 1 0 0 0 .667 1
[一] 藤原 右安 …… 四球 …… …… 1 1 1 0 0 .619 3
[遊] 長間 右2 …… 右安 …… …… 2 2 1 0 0 .350
[DH→右] 上原 遊ゴ …… 一ゴ …… …… 2 0 0 0 0 .600 1
[左] 中田 …… 右安 …… 中安 …… 2 2 0 0 0 .385 1
[捕] 真野 …… 三安 …… 遊失 …… 2 1 0 0 0 .296
[右→DH] 大西(Ings) …… 二ゴ …… 投犠 …… 1 0 0 0 0 .500 1
[DH→二→DH] 定金(Ings) …… 三振 …… 投ゴ …… 2 0 0 0 0 .250
[DH→二] 大橋 …… 三振 …… …… 一ゴ 2 0 0 0 0 .333
[三] 長谷川 …… …… 中安 …… 右3 2 2 0 1 0 .500
                  24 11 4 4 0 .444 11


【投手成績】 回数






通算
防御
片山(Ings) 4.0 18 6 4 0 0 5 2 3.43
原田(Ings) 1 4 0 0 0 0 0 0 1.75
5 22 6 4 0 0 5 2 6.24


 北京オリンピックで日本中が沸き返る中、我らがBlack Spirits参戦する粒江ナイターリーグも、シーズン終盤に向け、盛り上がりを見せていた。

 2位と1ゲーム差で首位を走るブラスピ、本日の対戦相手は倉敷メッツ。
 今シーズン1勝3敗とやや元気がなく、4月の対戦ではブラスピが劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めているが、そのチーム力の高さは疑いようのないところ。

 初回のブラスピの攻撃は、野口が狙いどおりの叩きつける打法でショート内野安打で出塁、原田(Ings)が確実に送り、現在打点と本塁打で二冠の、主砲・藤原に繋げる。

 逆らわず弾き返した打球はライト前に転がり野口が生還、ブラスピが1点を先制!

 3回には先頭打者の長谷川がセンター前で出塁。
 吉澤・野口と倒れるも、原田のレフト前に続き、藤原が四球を選び、二死満塁のチャンス。

 ここで長間が1・2塁間を破るタイムリー!ブラスピは貴重な追加点を得る。
 チーム随一のセンスを持ちながら、打率2割台(試合前)と調子の上がらなかった長間だが、ここへきて上昇気配。

 先発の片山(Ings)は、3回を1安打無失点と申し分ない投球を披露するも、2回り目に入ったメッツ打線は徐々にアジャストしてくる。
 
 片山(Ings)
粘投 報われず
俺のせいで
ヒーローになり損ねた男
すんましぇん!
 

 4回表、先頭打者にレフト前で出塁されると、次打者を三振に切って取るも、続く3番打者に左中間へのヒットを浴び、一死1・3塁でバッター4番という大ピンチ。

 サード右を破る痛烈な打球は、レフト中田が追いつくも、まさかのトンネル!
 バッターランナーまでもが本塁に返り、ブラスピは致命的なミスで2対3と逆転を許す。

 「追いついた以上、体に当ててでも止めなければ…」
 後悔の念が頭を渦巻く中田を、6番打者のレフト左への強烈なゴロが再び襲いかかる!

 懸命に中田が追いつくも、今度はボールを蹴っ飛ばしてしまい、打球がグランドを転々とする間にまたしてもバッターランナーがホームイン。

 この男、「体に当ててでも」の意味を完全に履き違えていたようである。

 ブラスピは5回にもセカンド定金(Ings)のエラーにより1点を失い、3点差とされる。
 なお、このときのプレーにより、定金は負傷退場、全治10日でDL入りに。
 1日も早い回復をお祈りしております。

 ブラスピ最終回の攻撃は、一死後、長谷川がライトオーバーの3ベースでチャンスを作ると、吉澤の一ゴロの間に生還し、まず1点。

 二死ランナーなしとなるが、続く野口の打球はセンターオーバーの今季第1号!ホーム上でクロスプレーとなるも、キャッチャーのタッチをかわす、見事なスライディング。並のバッターなら三塁打、いや二塁打止まりだったのではないかと、驚嘆させられる。

 1点差と詰め寄ったブラスピだったが、最後は原田の捕邪飛でゲームセット。
 勝負どころでミスを重ねたブラスピを、勝利の女神は許してはくれなかった。

 今季2敗目を喫し、先月大敗を喫したT−REXと、ついに同率首位に並ばれたBlack Spirits。
 0.5ゲーム差で後を追う東粒浦との直接対決も残っており、一筋縄ではいかなさそう。

 しかし昨年の覇者として、後塵を拝する訳にはいかない。
 狙うは「連覇」、ただ一つである。

 そう、オリンピック2大会連続金メダルの、北島康介のように!!!



長間選手の右打ち!