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2009年3月20日 練習試合 ドリームス戦

第1試合
   1   2   3   4   5   6   7  5回終了時
両チームの話合い
により終了
ドリームス
 
【打撃成績】  1   2   3   4   5   6   7 




通算
打率

[中] 野口 中安 …… 中飛 …… 遊ゴ 3 1 0 1 0 .333
[二] 木村(Ings) 投犠 …… 捕邪飛 …… 中安 2 1 0 0 0 .500
[遊] 吉富 投直 …… 四球 …… 左飛 2 0 0 0 0 .200
[一] 藤原 中安 …… 中安 …… …… 2 2 2 0 0 1.00
[左] 真野 遊ゴ …… 左飛 …… …… 2 0 0 0 0 .250
[投] 中平 …… 右3 …… 遊ゴ …… 2 1 0 0 0 .250
[DH] 大西(Ings) …… 三振 …… 左安 …… 2 1 0 0 0 .500
[三] 埴岡(Ings) …… 中飛 …… 三安 …… 2 1 0 0 0 .333
[右] 古角 …… 四球 …… 二直 …… 1 0 0 0 0 .000
[DH] 中田 …… 投ゴ …… 三振 …… 2 0 0 0 0 .000
[DH] 定金(Ings) …… …… 四球 …… 四球 0 0 0 1 0 ---
[捕] 長谷川 …… …… 右中2 …… 二ゴ 2 1 0 0 0 .600
22 8 2 2 0 .283


【投手成績】 回数






通算
防御
中平 5 24 8 7 1 0 3 3 2.33
5 24 8 7 1 0 3 3 2.33

 地球の裏側サンディエゴにて、日本と韓国がWBC2次Rの順位決定戦をしているころ、時を同じくして、ここ吉岡川グランドではBlack Spiritsとドリームスさんとの練習試合が行われていた。

 ていうか24日にコレ書いてんだけど、侍ジャパン、鬼アツな試合でのWBC優勝、おめでとう!!
 「本っ当にお前さんたちはね…、強い”サムライ”になった!!」 最高です。

 閑話休題、ブラスピ先発は、正式に入団の決まった大型新人・中平。
 足首を少し痛めていることもあってか、ボールが先行しながらも、無失点の立ち上がり。

 初回のブラスピの攻撃は、負傷やら結婚やらで半年ぶりの試合出場となる野口が、センター前ヒットにて出塁すると、木村(Ings)がこれを確実に送り、さらに野口の好走塁もあって一死3塁と先制のチャンス。

 吉富は投直に倒れたが、4番・藤原が、ショートのグラブをかすめセンター前に弾き返す、先制タイムリー!

 2回の攻撃は、先頭の中平がライトオーバーの3ベースでチャンスメイク。1点は確実かと思われた場面であったが、続く大西(Ings)が三振、埴岡(Ings)が浅いセンターフライに倒れ、古角が四球を選ぶも、中田がボテボテの投ゴロで追加点ならず。

 ここで流れがドリームスに傾いたか、3回表、二死ランナーなしからクリーンナップに3本の長打を集められ2点を失い、逆転を許す。


 
藤原#15のタイムリー!
 しかしその裏、定金(Ings)が四球を選び出塁すると、昨季最多安打の長谷川が、右中間への2ベース!

 無死2・3塁から野口・木村と好打者が倒れ、嫌な雰囲気になりかけたところを、またしても藤原がセンター前タイムリーで振り払う!

 昨季三冠王のこの男、「打率7割を目指してます」と言うのも、ただのビッグマウスと片付けられない。

 4回は二死1・2塁と勝ち越しのチャンスに、中田がチェンジアップに空振りの三振。
 「(チェンジアップを)読んでたんだけど…つい手が出ちゃいました」と唇を噛む。

 両チーム協議のうえ、最終回とした5回。
 ドリームスに二死3塁とされると、中平とタイミングが合っている5番打者の打球は、センター前にフラフラと上がり、懸命のダッシュをする野口の前にポトリと落ちる、勝ち越しタイムリー。
 「すみません・・・」と悔しがる野口であったが、キミで追いつけないならチーム内の誰も追いつけませんて。

 最終回のブラスピの攻撃、四球とヒットで二死1・3塁と一打逆転の場面で、打席には吉富。
 捉えたかに見えた左方向への打球であったが、風にも戻されレフトがしっかりとキャッチ。

 5回10残塁と拙攻が響いたBlack Spirits。
 要所にて踏ん張りをみせたドリームスに軍配が上がった。


第2試合
   1   2   3   4   5   6   7  5回終了時
両チームの話合い
により終了
ドリームス
 
【打撃成績】  1   2   3   4   5   6 




通算
打率

[三→投→中] 野口 四球 投ゴ …… 左飛 …… 2 0 0 1 1 .200
[一] 木村(Ings) 四球 四球 …… …… 遊ゴ 1 0 0 1 0 .333
[中→遊] 吉富 四球 一ゴ …… …… 三振 2 0 0 1 0 .143
[捕] 藤原 二飛 …… 中安 …… 遊ゴ 3 1 0 0 0 .600
[左] 真野 死球 …… 四球 …… …… 0 0 1 0 0 .250
[遊→投] 中平 二ゴ …… 右飛 …… …… 2 0 1 0 0 .167
[右] 大西(Ings) 中安 …… 二併 …… …… 2 1 1 0 0 .500
[投→DH] 古角 遊ゴ …… …… …… …… 1 0 0 0 0 .000
[DH] 中田 …… 遊ゴ …… 四球 …… 1 0 0 0 0 .000
[二] 定金(Ings) …… 四球 …… 二ゴ …… 1 0 0 0 0 .000
[DH→三] 長谷川 …… 死球 …… 三飛 …… 1 0 0 0 0 .500
                  16 2 3 3 1 .242
※ 古角選手は都合により、試合途中で帰宅


【投手成績】 回数






通算
防御
古角 1 3 0 0 0 0 0 0 0.00
野口 2.0 9 1 1 2 0 2 2 7.00
中平 2 10 1 3 1 0 1 0 2.00
5 22 2 4 3 0 3 2 2.47

 第2試合はBlack Spiritsの先攻。

 相手投手はストライクが入らず四球3つで満塁とすると、真野が死球を食らい、押し出しにより1点先制。

大西(Ings)
この試合唯一のタイムリーを放つ!

 さらに中平のセカンドゴロ、大西のセンター前にて加点し、この回3点を挙げる。

 「仕事あるけん、1回だけ投げて帰るわ〜」とのことで、第2試合先発の古角は、フライアウト3つの三者凡退と完璧な立ち上がりで、昨季からの投げ込みで得た成果の、片鱗を見せる。
 もうちょっと投げるところを見たかった…。

 2回からは野口がマウンドを引き継ぐ。
 球が高めに浮き、制球が定まらず、連続フォアボールのあとワイルドピッチと犠牲フライで1点を返されるが、それ以降徐々に持ち直し、3回表は三者凡退と、復調の兆しを見せる。


吉富
「なぁ〜にぃ〜!」
「やっちまったなー!」の
タイムリーエラーに
志願の居残り特守!
 しかし4回表、相手3番打者のバコーン!という快音を残した打球は、「パキャン」という ”怪”音を加え民家の屋根を直撃する、瓦割り ソロHR!セイ!

 すぐお家の人に謝りに行きましたが、難しい人でなくて良かったです(笑)
 しかし初めて見ましたよ、吉岡川グランド名物・グリーンモンスター越え…。願わくば、我がチームの打球で見たかった!

 初回の3点のみで、追加点が奪えないまま1点差で迎えた最終回の守り、マウンドには野口からスイッチした中平。

 ヒットとエラー、パスボールで二死3塁とピンチを招くも、相手4番打者の打球は、力なく上がったショートへのフライ。

 誰もがゲームセットと思ったが、しかしこれを、吉富がまさかのポロリ!3対3の同点とされる。

 次打者こそライトフライに打ち取り、引分けに持ち込んだものの、あと一歩のところで勝ちをつかみ損ねたBlack Spirits。

 しかし、何でもないところで出るか、勝敗を左右するところで出るかとの違いがあるだけで、エラーとは必ず誰でもがするものである。

 ほぼ手中に収めていた勝ちが、指の間からスルリと抜け落ちたことで、今後の練習熱が高まるとするならば、これは価値のあるエラーになるであろう。