第2試合はBlack Spiritsの先攻。
相手投手はストライクが入らず四球3つで満塁とすると、真野が死球を食らい、押し出しにより1点先制。

大西(Ings)
この試合唯一のタイムリーを放つ!
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さらに中平のセカンドゴロ、大西のセンター前にて加点し、この回3点を挙げる。
「仕事あるけん、1回だけ投げて帰るわ〜」とのことで、第2試合先発の古角は、フライアウト3つの三者凡退と完璧な立ち上がりで、昨季からの投げ込みで得た成果の、片鱗を見せる。
もうちょっと投げるところを見たかった…。 2回からは野口がマウンドを引き継ぐ。
球が高めに浮き、制球が定まらず、連続フォアボールのあとワイルドピッチと犠牲フライで1点を返されるが、それ以降徐々に持ち直し、3回表は三者凡退と、復調の兆しを見せる。

吉富
「なぁ〜にぃ〜!」
「やっちまったなー!」の
タイムリーエラーに
志願の居残り特守!
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しかし4回表、相手3番打者のバコーン!という快音を残した打球は、「パキャン」という ”怪”音を加え民家の屋根を直撃する、瓦割り ソロHR!セイ!
すぐお家の人に謝りに行きましたが、難しい人でなくて良かったです(笑)
しかし初めて見ましたよ、吉岡川グランド名物・グリーンモンスター越え…。願わくば、我がチームの打球で見たかった!
初回の3点のみで、追加点が奪えないまま1点差で迎えた最終回の守り、マウンドには野口からスイッチした中平。
ヒットとエラー、パスボールで二死3塁とピンチを招くも、相手4番打者の打球は、力なく上がったショートへのフライ。
誰もがゲームセットと思ったが、しかしこれを、吉富がまさかのポロリ!3対3の同点とされる。
次打者こそライトフライに打ち取り、引分けに持ち込んだものの、あと一歩のところで勝ちをつかみ損ねたBlack Spirits。
しかし、何でもないところで出るか、勝敗を左右するところで出るかとの違いがあるだけで、エラーとは必ず誰でもがするものである。
ほぼ手中に収めていた勝ちが、指の間からスルリと抜け落ちたことで、今後の練習熱が高まるとするならば、これは価値のあるエラーになるであろう。 |