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試合結果 

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過去の戦績 

         
2007年10月21日 粒江ナイターリーグ 倉敷メッツ戦

   1   2   3   4   5   6   7  3回終了時
規定時間により
終了
倉敷メッツ  
 
【打撃成績】  1   2   3   4   5   6   7 




通算
打率

[遊] 岡本(野球部) 二ゴ 中安 2 1 0 1 0 .389 1
[投→中] 野口 四球 三振 1 0 0 1 0 .567 3
[左] 中田 右安 中3 2 2 1 1 0 .462
[一] 藤原 三振 二ゴ 2 0 0 0 0 .429
[右] 長間 四球 中安 1 1 0 1 0 .600 1
[DH→投] 早乗(Beers) 中安 中飛 2 1 2 1 0 .556 2
[三] 赤堀 左安 …… 1 1 0 1 0 .643 1
[二] 吉澤 右安 …… 1 1 1 0 0 .692 1
[中→DH] 片山(Ings) 四球 …… 0 0 1 0 0 .429 2
[DH] 大西(Ings) 死球 …… 0 0 1 0 0 .188 1
[捕] 長谷川 三振 …… 1 0 0 0 0 .500
                  12 7 6 6 0 .446 14


【投手成績】 回数






通算
防御
野口 2.1 19 6 1 5 1 4 4 13.36
早乗(Beers) 0.2 2 0 2 0 0 0 0 0.00
3 21 6 3 5 1 4 4 5.31


 「えっ!? 僕ですか!?」
 野口の先発が決定したのは、試合5分前。

 第1試合で優勝を決定させていたBLACKSだが、最終戦の相手は、6月の試合で5対5のドローと、決着のついていない倉敷メッツ。粒江ナイターリーグで最も手ごわい相手であり、磐石のメンバーにて雌雄を決するつもりが、エース長間が試合直前のキャッチボール中、肩の激痛に襲われ、野口のスクランブル登板となったのだった。

 まだ肩のできていない野口に、メッツ打線は容赦ない攻撃を浴びせる。先頭打者がバントヒットで出塁すると、ワイルドピッチに内野安打、盗塁と、たちまち無死2・3塁のピンチ。犠牲フライで1点を失うと、4番打者にはタイムリーを許し、2点を献上。さらに四球で一死満塁と重苦しい場面。
 しかし!ここで公式戦初の奪三振!デカイ!
 一つヤマを越えたと思われたが、続く8番バッターの打球は、高く弾みファーストはるか頭上へ。2点タイムリーを覚悟したそのとき!
 
藤原#15
二死満塁のピンチに、
芸術的なジャンピングキャッチ!
俺が撮ったこの写真も
芸術的だね。


 カクテルライトに照らされて、跳ねあがる影が一つ!

            藤原だ!!!!!

 果たしてそのミットには、ガッチリとボールが収まっており、BLACKSは最高にアツいプレーで窮地を脱する。

 藤原のスーパープレーは、BLACKS打線を否がうえにも盛り上げる。四球とヒットで二死満塁のチャンスに、打席には先週4打点の荒稼ぎをした早乗(Beers)。シュアなバッティングでセンター前に弾き返し、2者を迎え入れ、まず同点。さらに赤堀がレフト前で繋ぐと、吉澤のタイムリー、片山、大西の連続押出しでBLACKSは5点を奪い、試合をひっくり返す。

 2回の攻撃も、中安で出塁の岡本を1塁に置き、中田のタイムリー3ベース!相手サードに、「ライズの打ち方ができとるなぁ」と褒められるも、適当に打っただけです


長谷川#8
なかなか制球の定まらない
野口の球を
体を張ってことごとくキャッチし、
試合を作ったのはこの人!
満場一致の影のMVP! 
 6対2で迎えた最終回、ここで野口がつかまってしまう。四球とヒット2本で無死満塁のピンチ。続く6番打者を何とか投ゴロに打ち取りホームで刺すも、7番打者に押出しの四球、さらに8番打者にもボールカウント0−2とアップアップ。

 打者の途中だったが、ここでBLACKSは助っ人クローザー早乗をマウンドへ。

 早乗は、0−2から引き継いだバッターこそ押出し四球を許すも、その後の一死満塁のピンチを連続三振で切り抜けゲームセット!初回の野口同様、三振が欲しい場面で確実に結果を出した。

 初戦こそ敗れたものの、その後は破竹の8連勝(引分け含む)で見事、初タイトルを手中に収めたBLACKS。

 粒江ナイターリーグという大海原に飛び出したBLACKSの冒険は、順風満帆のうちに幕を閉じた。