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2011年10月16日 粒江ナイターリーグ 倉敷メッツ戦

   1   2   3   4   5   6   7  6回終了時
規定時間により
終了
倉敷メッツ  
 
【打撃成績】  1   2   3   4   5   6   7 




通算
打率

[一] 真野 投ゴ …… 二ゴ …… 三振 3 0 0 0 0 .286
[遊] 吉富 遊ゴ …… …… 遊安 二ゴ 3 1 0 1 0 .500
[捕] 長谷川 遊ゴ …… …… 三犠失 …… 1 0 0 1 0 .500
[中] 埴岡 …… 遊ゴ …… 二ゴ …… 2 0 0 0 0 .000
[左] 中田 …… 二ゴ …… 遊ゴ …… 2 0 0 0 0 .400
[DH] 大橋靖 …… 三ゴ …… 投ゴ …… 2 0 0 0 0 .000
[投] 大橋基 …… …… 四球 …… 投安 1 1 0 0 0 .231
[二] 寒川 …… …… 死球 …… 四球 0 0 0 0 0 .100
[三] 岡本 …… …… 三振 …… 三振 2 0 0 0 0 .385
[右] 大西 …… …… 遊失 …… 四球 1 0 0 0 1 .286 1
                  17 2 0 2 1 .352 4


【投手成績】 回数






通算
防御
大橋基 6 26 4 4 3 0 1 1 2.80
6 26 4 4 3 0 1 1 5.67


 「勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし」 とは野村監督がよく言ってたことであるが、今回はそんな試合。

 先発は第1試合に続いて大橋基。
 1・2回を無失点に抑えるも、打線はこれに応えられず、ノビのあるストレートを投げ込んでくる相手ピッチャーの前にヒットはおろかランナーも出せず。
 対戦はしてないけど、去年の年忘れでも投げていたピッチャーかな?

 3回表、左のバッターボックスにはその相手ピッチャー。

 体を後ろに倒しながら、思い切り引っ張った打球は、エグい弾道でライト大西の頭上をはるかに越える大ファール。

 こりゃーヤベーと思い、センター埴岡が守備位置を右中間超深めに変更すると、今度は左中間に狙い済ました一発。

 「HR性の当たりを必死こいて追っかけて、3塁打にとどめる」 ことがモットーのレフト中田も完全に諦める当たりで先制を許す。

 大橋基#38
6回1失点の完投勝利!
打撃でも1安打1四球の活躍
文句なしのMVP!


 その後、四球と内野安打でピンチを招くも、相手3番バッターをサードゴロ併殺!
 緊張の糸を切らさない大橋基を、守備でも盛り立てる。

 そして4回、吉富がショート内野安打で出塁すると、長谷川の送りバントはファーストへの送球が逸れ、無死2・3塁の大チャンス!

 続く埴岡はセカンドゴロに倒れ1アウト。しかしここでセカンドランナーの長谷川が、サードの吉富が動いていないにもかかわらず、飛び出してしまう!

 万事休すかと思いきや、今度はショートからサードへの送球が逸れ (というよりは受ける側が、投げてくると思ってなかったのかな?) ボールデッド。
 ランナー2人が返り、2対1と逆転に成功する!

 動画をよく見ると、サードベースを吉富と長谷川の2人が占有することになるので、この場合、ショートがサードに投げずに、後位のランナーである長谷川にタッチすれば、普通にアウトだったわけです。

 ちなみに、攻撃側でこれを勘違いすると、ダブルプレーなんかになってしまいますのでご注意を…(参考動画:10/04/30巨人、坂本の走塁ミス

 僥倖の2点をゲットし逆転したあとは、ランナーを出しながらも5・6回を何とか抑えてゲームセット。チームメイトに勇気を与える、大橋基のナイスピッチングでしたが、今日はこれに尽きる!

 試合後、ダメもとながら、「(T−REXの相手の)三友会勝ってねーかなー」 と体育倉庫の勝敗表を見ると、T−REXの大差勝ち。まぁ、レフト守ってて、そんな雰囲気は感じてました(笑)

 ***

 散発の2安打に抑え込まれながらの逆転勝利。
 その結果、T−REXとは同率の1位であるが、直接対決の結果により2位ということに。

 ということは、T−REX戦を同点で切り抜けてたら優勝ってワケだったのね。
 ということは、最終回だった4回、あのソロHRがなければ、優勝ってワケだったのね。
 ということは、優勝まで、「あと1人」 という状況だったってワケね。

 あと一歩、本当にあと一歩のところで、掴みかけた栄光が指の間からこぼれた今シーズン。

 悔しさから一夜明け、スコアや動画を見直してふつふつと込み上げる思いがある。

 それは 「やっぱソフトボール超おもれぇ!」 ということ。

 会心の当たりを放ったときに残る、両手の感触。
 僅差の試合での、息が詰まるようなギリギリの緊張感。
 チャンスに凡退したり、自分のエラーやミスで失点したときの忸怩たる思い。
 ド肝を抜く打撃や、声が漏れるほどの華麗な守備で、敵味方問わず受ける感銘。

 ポジティブなものばかりではないが、それら全ての感情が、時が経ってもなお鮮やかに記憶に蘇り、そして次へのステージへと進む糧になる。

 願わくば、皆さんも同じ思いを抱いていてくれたらと、そう思います!




勝ちに不思議の勝ちあり


2011年 粒江ナイターリーグ勝敗表
チーム名 勝率 首位との
ゲーム差
T−REX .833 優勝
.833 ---
三友会 .500 2.0
DAX .400 2.5
粒江オールスターズ .333 3.0
東粒浦 .333 3.0
倉敷メッツ .200 3.5