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 ■2005年2月26日(土)

      佐伯町長町議選の応援

 無所属・無党派、和気郡佐伯町の町長選挙と町議会W選挙の応援に行ってきました。
 町議候補は「あかいわ明」さん。町長候補は「おざき忠信」さんの応援です。
 私と同じ主義主張を持つ候補者の選挙応援を続けています。しかし、無党派、無所属であるため、常に厳しい選挙戦を強いられています。
 特に今回は、全国でも“初めて”という住民からの合併推進を求められた上に、リコールまでされた中での逆風選挙を体験しました。
 友人の町議候補の「あかいわ明」さんは佐伯町議会切っての理論派です。
また、町長候補の「おざき忠信」さんは、少年時代を佐伯町で過ごした後、

佐伯町長候補「おざき忠信」選挙事務所で、
     町議候補の「あかいわ明」さんと、私
父親の転勤で熊本県に転居し、熊本大学卒業と同時に熊本市役所に就職。
その後、郷里のために一肌脱ごうと佐伯町職員になったという、人情と行政理論を持った候補者です。
 私が、玉野の市長候補にお勧めしたい人物の、お一人でもあります。
 そういう、お二人の厳しい選挙応援でした。明日の投票日の吉報をお祈りします。

    山根市長の「新年互例会」を欠席

 この日は、毎年恒例の玉野市長「山根敬則」氏の後援会主催の新年互例会が、瀬戸内ダイヤモンドホテルで開催されました。
 しかし、本年は10月に、玉野市長選挙が実施されることになっており、「山根敬則」氏以外にも、新人3人が市長選挙の出馬準備をしていることから私は欠席しました。
 そこで、私の地方議会の構成員として、議会を運営し支える立場の議員の心構えについて述べます。
 まず、いかに制度や組織が整備されても、それを運用する議員の心構えによっては、制度は生かされません。玉野市の議事機関として、重要な政策の決定と行財政運営の批判と監視の2つの重大な役割を果たすべきその構成員である議員の基本的な心構えに、『執行機関と一歩離れ、二歩離れるな』という格言があります。
 地方議会が大統領制の組織原理で、議会と執行機関が権限を明確に分かち合って相互に牽制し合う「対立の原理」を基本とする以上、議員は、常に執行機関とは一歩離れていなければなりません。
 それが離れずに密着するから、議会・執行機関の二元的な仕組みは無用であり、有害になるのです。執行機関を公正に眺め、厳正に批判し、行財政執行上の重要事項について適性で公平妥当な結論を見出してこれを決定するのが議事機関なのです。
 執行機関に近づきすぎて一つになってしまっては、批判も監視も適正な政策判断もできないのは当然で、議会の存在理由はなくなってしまいます。
 また、逆に、議員が執行機関より離れすぎても、その役割が果たされないことはいうまでもありません。玉野市行政は、議会と執行機関の両者の共同で進められるのであって、議決は、執行のための手続や過程なのです。
 この原則を守らなければ行政は乱れ、ゆがめられ、民主的で公平な運営が損なわれます。議会の構成員である私たち議員は、常に執行機関とは一歩離れ、二歩離れない姿勢が大切です。
 そういう考えから、本年の市長選挙に絡む互例会的な行事(出陣式等・含む)はどの候補者であれ欠席させていただくことにします。

 ■2005年2月24日(木)

  合併情報交換会(第14回)を瀬戸町で開催

 第14回目の「合併情報交換会」が、瀬戸町役場3階会議室で開催され参加しました。
 思えば、玉野市と岡山市、灘崎町と御津町の二市二町の任意合併協議会設立直後に、岡山県南市町村議員の有志で始まったこの「合併情報交換会」も既に一年以上実施してきたことになります。
 その間、玉野市と瀬戸町の合併協議会からの離脱や、早島町の単独宣言等がありました。
 また一方で、御津町や真備町のように住民投票を実施し、合併反対住民が多数を占めたにもかかわらず、合併を推し進めた自治体もありました。

合併情報交換会の市・町議の仲間と
          キリンビール視察の1コマ
 また、佐伯町のように、全国でも“初めて”住民からの合併推進運動が高じた結果、町長と議員のリコールにまで発展した自治体もありました。
 私は皆様ご存じのとおり、2004年元旦に「玉野市の合併をめぐる状況分析と戦略」を2万部作成して、後援会を中心に市内は元より、全国の知人、友人に配布して、私の市町村合併に対する考えを述べてまいりました。
 合併情報交換会の後、瀬戸町議員の馬場さんのご紹介で、キリンビールを視察させていただきました。
 そのキリンビールのお客様案内係に、元瀬戸町議で私の入魂の「笹野勝太郎」さんのお孫さんにお会いできました。

 ■2005年2月23日(水)

    議会運営委員会を傍聴

  来る3月定例議会の運営について、運営協議会が開催され、私は傍聴しました。
  主な運営要領は次のとおりです。
 
 1,会期、会議 日程及び、付議事件
     3月3日(初日)   ・市長の市政運営の大綱説明
                 ・担当部長の議案説明、34件

 2,質問・質疑
     一般質問及び議案の質疑に、3月7日(月)〜11日(金)の5日間を充てる。
       [なお、今回(3月定例会)の一般質問は、代表質問と代表者以外の個人質問を行う。]
     
     一般質問終了後、質疑を行った後、関係委員会に付議する。
     
     常任委員会14日(月)〜18日(金)を予定。
     
     最終日24日(木)   ・付託案件を委員長の報告後付議する。
                 ・ 人事案件4件(助役の選任、収入役の選任、監査委員の選任、公平委員会委員の
                   選任。)を付議し、即決。
                 ・ 選挙管理委員・同補充員の選挙。
  

 ■2005年2月22日(火)

     建設消防委員会 開催 

 玉野市公共下水道使用料改定案について、先の1月19日、26日、2月9日に引き続いて、4回目の本日は、過去3回の委員会の開催により協議された結果を、各会派でも検討し、本日各委員の意見を求めました。
 「市政研21」5人(建設副委員長・伊達正晃、岡田守正、渚洋一、広畑耕一、三宅禎浩各氏)は、県下で最高の下水道料金値上げには抵抗はあるが、賛成。「深山クラブ」9人(建設委員長・浜秋太郎、氏家勉、北野良介、熊沢義郎、小泉馨、中谷幸晴、藤原貢、室岡鎮雄、山崎雄介各氏)は、三井造船の問題はあるが、賛成。「緑政会」4人(建設委員・兼光一弘、井上正登、河崎美都、黒田晋各氏)は、賛成。公明党4人(建設委員・香西圭二、三宅一典、三宅美晴、安原稔各氏)は、当局に努力をしていただくということで、賛成。「共産党」2人(井上素子、松田達雄各氏)は、建設委員は不在。意見を当局が聴取することになった。
 私は、首尾一貫して、当局の趣旨説明どおりであれば賛成ですが、そうでなく、特に三井造船と玉野市の下水道接続に関する約束事が24年目の未だに実行されていない以上、今回の値上げに対してそれなりの下水道接続等の約束が実行されない限り、反対であることを主張しました。合わせて上下水道の入札率についても提示を求めました。
 以上の各委員の意見をもとに、当局が本議会に議案の内容を検討して提出するかどうかを決定することになりました。

 ■2005年2月20日(日)
   
    今年最初の恒例の宮掃除をしました
 
 恒例の八浜八幡宮、今年最初の清掃を行いました。
 この行事は、八浜地区の担当総代と老人会有志により、隔月に、お宮の境内から階段等、お宮の周辺の清掃を行うものです。
 この時期の清掃は、落ち葉も少なく作業は比較的楽でしたが、寒さとの戦いでした。清掃の後、宮司さんご家族による、手料理のぜんざいをいただいて解散しました。
 宮司さんご夫婦、老人会、30代の若者はじめ、ご参加いただいた皆様ご苦労さまでした。

八浜八幡宮で、清掃の後の1コマ

 ■2005年2月14日(月)
 
   平成17年第1回臨時議会建設・消防委員会開催  

 臨時議会では、灘崎町の岡山市編入合併に伴い、玉野市が影響を受ける消防、一般廃棄物(ゴミ)処理の受託業務及び水道事業団の扱い等、合併期日前に6件の事務委託の廃止や条例の改正議案が議会に上程され、満場一致で可決しました。
 これに伴い、
受託収入は2億9000万円の減収になります。

 建設・消防委員会では、6議案のうち消防関係議案3件と、県南水道企業団規約の変更議案1件を、審査しました。
 その内、消防受託業務の廃止により、
10名の本市消防職員の岡山市移籍と、約2億円の受託収入が減少することを確認しました。

 ■2005年2月11日(金)
   
    デンマーク
読み聞かせ
            シンポジューム
参加


 高校教諭、小山実先生が代表を務める国際海岸環境教育会議の主催で、アンデルセンの生誕200年と、日・EU市民交流年を記念して、デンマークと「読み聞かせ」シンポジュームが、玉野市山田市民センターで開催され、招かれて参加しました。
 玉野市在住で「日本&デンマーク文化友好協会岡山県会長大萩典子」さんによる、デンマークとアンデルセンについての講演で、シンポジュウムがオープンしました。
 小さくてもきらりと輝いている光る国、デンマークの栄枯盛衰の歴史と、島国で500の島々から成り立っている現状の視察報告がありました。 また、アンデルセンの生涯と生立ちについて、極貧の家庭に生ま

山田市民センターのシンポジューム会場にて
れ育ちながらも、両親は子供のアンデルセンを貴族の子供のように個性を最大限尊重し愛情深く大事に育てことが、童話作家の誕生となった逸話をお話になりました。
 次に、永年に渡って「読み聞かせ」、“ストーリーテラーリング”(部屋を薄暗くして、ローソクを灯し、話を聞かせる)、ボランティア活動を通じ、本の選び方、幼児期の読み聞かせが、人間形成の上で将来的に非常に役立っている経験談などを交えて、北垣陽子さんの苦労話等をお聞きしました。
 読み聞かせ教育と、図書館の在り方、海外視察について考えさせられた有意義な一日でした。明日の玉野市政に反映していきたいと思います。 

 ■2005年2月9日(水)
 
 
建設消防委員会で、私は公共下水道料金値上げに断固反対!


       三井造船と玉野市は約束を守れ!

 1月19日、26日に引続き建設消防委員会が開催され、玉野市公共下水道使用料の値上げに反対!
 かねがね私が指摘している問題の協議会です。
【当局の趣旨説明】 「玉野市公共下水道使用料改定の理由」は、公共下水道は、健康で・快適な生活環境の確保と、私たちの生活に潤いと安らぎをもたらす川、湖、海といった水環境の水質保全を図るために欠くことのできない都市基盤施設であり、本市におきましても、市政の最重要施策の一つとして、その事業推進に邁進してまいりました。
 昭和56年に宇野地区の供用を開始して以来、既に23年を経過し、平成15年度末までに玉野処理区では約1,028ヘクタール、児島湖処理区では約339ヘクタールを整備しております。
 また、人口普及率は同年度末で76%となり、県内平均46%、全国平均67%を大きく上回り、県内10市ではトップの普及率となっております。
 しかしながら、下水道施設の建設には巨額の資金を必要とし、その財源は、主となる国庫補助金、受益者負担金の他は大部分を起債による借入(平成15年度末起債残高:約189億円)及び一般会計からの繰入金(平成15年度決算:約14,4億円)によるものであります。
 今後も厳しい財政状況が続くものと考えられますが、「玉野市まちづくり総合計画」に基づき、玉野処理区及び児島湖処理区の整備及び東地域(山田・東児地区)の整備を予定しており、事業推進に伴う建設費の増大による起債元利償還金の累増及び処理場、ポンプ場、管渠等の維持管理費の増大は必至であります。
 このような状況の中で、施設の整備や管理運営等の経営面における効率的な運営などの内部努力だけでは、下水道財政の厳しい経営状況を打破することは困難であり、加えて、将来増加する地方債の元利償還金を、これまでと同様に一般会計からの繰り入れに頼ることは、他の行政推進に深刻な影響を及ぼすことになります。
 公共下水道は使用者が特定される施設であり、使用者は生活環境の改善など利益を受けること、また、公共用水域の水質汚濁の原因者であることから、汚水の処理に要する費用は使用者が負担するという「汚水私費」の原則が妥当とされています。
 したがって、下水道の使用者と未使用者との負担の公平をはかるために、さらには、下水道財政の健全化を図るために、下水道使用料の改定をお願いするものであります。

【うの俊市
値上げ反対の理由
 玉野市宇野3丁目(藤井海岸)の公共下水処理場が昭和56年に供用開始時、三井造船(株)と玉野市の間で、当処理場で三井造船の公共下水処理を行うという約束が既に取り交わされていたことは、これまでの私の議会での追及で明らかになっています。にもかかわらず、それから24年経った現在も未だにこの約束は守られていません。そのため、当下水処理場の現在の処理量は処理能力の60数%です。
 老人の1人暮らしのご家庭に、公共下水道接続のお願いに、本市職員がお伺いするのもさることながら、大口の受益者である三井造船(株)との約束を蔑ろにするのはおかしいのではないか? 接続すれば本市への下水処理・収入使用料が約“1億円”ともいわれています。
 玉野市は、これまで23年間で5回目の下水道料金の値上げを行ってきました。さらに今回、平成17年度に6回目の値上げを計画しています。前回、5回目の値上げの際には、私の追及から三井造船(株)の下水道使用料を年間で約500万円分を接続していただきました。
 今回も最低でも応分の接続はしていただきたい!というのが私の意見です。

 ■2005年2月8日(火)

    
第18回 医療費不正利得裁判 に出席


 平成14年4月22日、特別養護老人ホーム入所中のAさんは、歯が1本もない上に入れ歯も持っていないのに、数年間にわたって医療費の案内状が玉野市役所から送られてきていた。
 そこで、施設側で入居者のカルテををよく調べてみると、1人や2人ではなく数十人が名乗りを上げた。
 これは大変と、私のところへ情報が入ったので、皆さんと一緒に玉野市役所で、レセプトの情報開示請求をしました。その結果、10数人のレセプトが情報開示され、これを玉野市議会で2年間、私は1人でアメ・アラレの追及をしました。
 しかし、玉野市議会には私以外に追及や協力者をする議員が誰もおらず、“弱きは挫かれ、強きは守られる”のか!?
 玉野市議会での進展がなく、やむなく自費で「医療費不正利得」裁判を岡山地方裁判所へ、「Zクリニック」と、玉野市長を相手取って司法に訴えたというのが実情です。
 その提訴から3年、第18回目の公判が本日10時10分に開催され出席しました。
 次回は、3月30日14時00分です。
岡山地方裁判所(上)と、 Aさんの自書(下)
 ■2005年2月7(月)
 
 議会運営委員会を傍聴


 ■2005年2月6日(日)
   
   老人ボランティアで大木の伐採をしました


 通称・老人憩いの家の敷地内で、大木の根が成長し家屋に被害が発生しているので、公費で何とかならないかとの申入れがありましたので、視察をしました。
 その建物は玉野市のものですが、土地は個人の所有物でしたので、丁重に公費負担はできない旨のお断りをした上で、専門家に実費負担ぐらいでの撤去代替え案を提示しました。
 すると、その老人会は、私の提案を快く受け入れて下さったので、私もボランティアを買って出ました。
 作業日には、老人会の皆さんと作業終了後、会の皆さんの心温まる手作りの昼食をごちそうになり、有意義な一日を過ごすことができました。
 老人会の皆さんお疲れ様でした。0さんありがとうございました。

ボランティアの1コマ

 ■2005年2月2日(水)
       
       市町村合併調査特別委員会を傍聴

 灘崎町が、平成17年3月22日に合併することが決定したことに伴い、本市が対応すべき事項が生じたため。
 また、県内その他の市町村合併に伴い、本市が構成団体となっている一部事務組合及び協議会の構成団体の変更規約の改正等に関して、合併期日までに関係地方公共団体の議決を要する5件を14日に予定されている、玉野市臨時議会に提案することを決定した。
 その他の対応事項29件のすりあわせの必要性も明らかになった。
 5議案は、消防関係2件と、一般廃棄物(ゴミ)1件の灘崎町からの受託業務と、岡山県南部水道企業団、岡山県南広域市町村圏振興協議会の案件。
 また、委員会では県南政令市を目指した2市2町の枠組みが崩れたため、3月定例会最終日をもって委員会を解散することを承認した。