曹操人妻キラー考

曹操の人妻好きについて考えてみた。

曹操の奥さん13人のうちほとんど(10人以上?)がバツイチ。

それは曹操が人妻好きだったことも勿論あると思うけど、それだけではないのではと思った。
なぜなら曹操の最初の奥さん丁氏と二番目卞氏(後の正妻)はバツイチではないからだ。

曹操が30歳以降に嫁入りした妻がバツイチなのだ(だいたい)
つまり曹操が戦に明け暮れるようになってから娶った妻が人妻だったってこと。

これは主に討ち取った敵将の妻だろう。
女は戦利品、というわけ。

だけどそれは男目線でのことであって、女の立場に立って考えるとちょっと違ってくる。

戦で夫が負けて、入城した敵将がやってくる。女は覚悟を決めるだろう。自害する場合だってある。

だけど子供とかがいて、死に切れない場合。
「憎い夫の敵を一目見てやる」
くらい思うかも。そこで曹操が入ってくる。
見ると、ちんちくりんなわけですよwww
敵将は小さくてしかもジェントル。

曹操はたいへんな教養を持った文化人なので、女性に乱暴はしないの。

紳士的だし、何より子供にやさしい。
話してみると会話はウイットに富んで笑わせてくれるし、セ ックスは上手い
(曹操の会得した房中術は女を悦ばせることに重きがある)
そのギャップに女はクラッとくる。
女はほだされてしまう。

そんで曹操が女を気に入ったら、

「許都に一緒に帰ってくれぬか? おぬしにわしの子を産んで欲しい。おぬしの連れ子は我が子も同じじゃ」

なんてポロポーズされる。
もう前夫のことなんか忘れますね。
ラッキー♪ってなものです。

かくして曹操のもとにはバツイチばっかり輿入れすることになりました。

曹操の人妻キラーの裏には、こういったいきさつがあったのではないかと思ったのですが、真相はどんなでしょうねえ……v








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