太陽光発電を開始しました

 平成13年3月7日、太陽光発電の運転を開始しました。
5〜6年前から検討はしていましたが、のびのびになっていました。
まもなく、補助金が打ちきりになるという情報を聞いて、思い切って設置することにしました。

1 ソーラー発電システム

  京セラ PV−16C 定格出力  2.32Kw (パネル 16枚)
  屋根の関係で、二カ所に分割
  装置1  8枚(1.16Kw) は、南向き、傾斜角度 26度
  装置2  8枚(1.16Kw) は、西向き、傾斜角度 23度

2 年間発電量のシミュレーション

  半分を西向きに設置したので、どれくらい損失があるかを調べてみたくなって
  シミュレーションできるソフトを探してみましたが、いいものが見つからなかったので
  Exsel のマクロ で、シミュレーションソフトを作ってみました。

   条 件  日射量データは、日本気象協会 1961〜1990年の平均
        パネルの変換効率を14%、その他、パネルの温度による損失、インバータ
        の変換効率、リード線の損失等各種の損失を考慮してシミュレートしてみました。

  全装置を南向き、傾斜角度 26度で設置した場合のシミュレーションと実績

   1年間の発電量の推定  2494Kwh
   半分のパネルを西向きに設置したため、冬場太陽高度の低い時期の発電量が少ない。

    8枚(装置1)は、南向き 26度  8枚(装置2)は、西向き 23度 の場合

    1年間の発電量の推定  2277Kwh
    
半分を西向きにした場合の損失は、1年間に 217Kwh ぐらいになりそうです。
    
平成14年の1年間の発電量は、2240Kwh
    
平成15年の1年間の発電量は、2060Kwh
    
平成16年の1年間の発電量は、2252Kwh
    
平成17年の1年間の発電量は、2271Kwhでした。 

3 一日の発電量のシミュレーションと実測値    

  4月1日の太陽高度と方位から計算した値と実測値

 

  7月20日の推定値と実測値

   

    実測値と比較しながら、条件を設定していきましたので、夏場はうまく一致していますが、
  冬場の太陽高度が低いときにどうなるかは、観測してみなくてはわかりません。
  このあたりで、シミュレーションソフトの開発は一休みしようと思います。

4 実測値の比較

  岡山と倉敷の実測値のデータが手に入ったので、我が家(総社市)の実測値と比較してみました。
    岡山 : 2.32Kw 南向き 30度
    倉敷 : 2.32Kw 南向き 30度
    我が家(吉田) 1.16Kw 南向き 26度
     (総社)     1.16Kw 西向き 23度

 * 2001年1月から2002年7月までの比較です。
 * 我が家は、半分のパネルが西向きになっているので、私のシミュレーションでは年間で
   約1割の損失がありそうでした。特に、太陽高度の低い冬場ほど影響が大きいはずですので
   まずまずの成績ではないかと思います。
 

5 シミュレーションソフト 

    興味のある方は、シミュレーションを 実   行 してみてください。

      初期設定では、私のデータが入力してあります。

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