うの俊市の市議会での発言を見る。 > 平成17年9月定例議会報告 | |||||
みなさまに、わたしの議会発言最新のコンテンツ情報などをお届けします。 過去5年間にわたって、“日本が破綻”する前に、玉野市の経営改革を!シリーズ で質問を行っています。 |
■決算質疑■ ●(社)玉野市観光協会(公益法人)の「にぎわいの創出(クッチーナ)」の 平成16年度の決算質疑 頓挫した『クッチーナ・デ・ウーノ!』の事業関連 市の幹部職員関与の不可解な250万円の行く方は? この問題について、当局側は答弁を拒否しました。 民間のことで、玉野市には関係ないというのがその理由だと言うのです。 しかし、納得できない私は、概次のような質問を用意しておりましたのでご報告します。 不明朗な金銭の授受250万円、山根市長と市議会の説明責任は? 玉野市の「にぎわい創出事業」と銘打ち、平成15年11月1日に華々しくオープンした『クッチーナ・デ・ウーノ!』はたちまち頓挫し、さまざまな批判が噴き出しているが、観光協会と同事業の契約をしていた潟qサマプロジェクト側が平成16年11月に観光協会がらみの不可解な領収書のコピーの存在を記者会見で公表し、金銭面の疑惑が浮上してきた。 その領収書のコピーは、平成16年7月12日付の100万円の領収書の写しで、市・参与・宮地隆徳氏(当時の観光協会の専務理事)が田中某(潟qサマプロジェクトの前支配人)に切ったもの。もう1枚は16年5月17日付で同プロジェクトに当てた観光協会長・山本勇氏の150万円の領収書のコピーである。 潟qサマプロジェクトは、観光協会は2枚の領収書のコピーを送付してきただけで、何回催促しても、正規の領収書は発行してくれないと主張している。 不透明・不可解な領収書 今年の6月議会でこの領収書の疑問点をつくと、助役の氏家勇氏は、「ヒサマの家賃の未納があるということで16年5月の段階で、職員の宮地がヒサマの取締役(田中某)に金を貸し、田中が観光協会に支払ったということを聞いた」と答弁した。 当の領収書は宮地隆徳氏の個人の署名で、日付は16年7月11日、但し書きが無いので授受の理由は不明。観光協会長発行のものの日付は16年5月17日で、但し書きは保証金となっている。 ヒサマプロジェクトは私に、「田中某が家賃は支払ったというから協会に領収証を要求したところ、コピー(下記参照)がファックスで送付されてきた。協会に正規の領収書を要求しているが、なしのつぶてだ」と説明した。 250万円はどこへ? 疑問の第1、田中某がヒサマのために個人で借金までして観光協会に支払ったというのが事実なら、なぜ、観光協会の100万円の領収証がヒサマに交付されないのか?同協会がヒサマプロジェクトに当てた領収書を田中某に渡したのであれば、そういえば済む話である。 第2、150万円の領収証を要求された観光協会側が、領収証のコピーを送付し、正規のものは交付を拒否しているのが不可解である。 100万円の金が観光協会に入ったとしても、5月以降であることは議会答弁でも明らかだし、会長名の150万円も日付から見て、16年度の決算で処理されるはずだが、協会の「にぎわい創出拠点整備特別会計収支決算書」(下記参照)にも「一般会計」にもそれらしき記載はない。はたして250万円の行方は? 市長と議会は真実の解明を! 市長は「民民のこと」と逃げたいのかもしれないが、市長が観光協会に出向を命じた職員に向けられた職務上の疑惑である。市長は宮地氏とヒサマの元社員の田中某、観光協会の会長にそれぞれ事情を聞き、@金の貸し借りにかかわった人物、金の趣旨、授受の方法、場所の確認、A両者が正規の領収書を発行しない(できない)理由、B受領した金の処理・・などを市民と協会に説明する義務がある。 玉野市が莫大な公費を注ぎ込んだ事業が頓挫している以上、観光協会とヒサマプロジェクト側との係争とは別に、山根敬則市長も市議会も、これ以上座視することは許されないと認識すべきである。 市の職員の職務上の金にかかわる疑惑に議会が百条調査権を発動すれば、それが突破口となり市政に激震が走る大事件に発展する可能性は大である。 |
||||
ヒサマプロジェクト元支配人 田中氏に 宮地隆徳氏が切った領収書のコピー |
潟qサマプロジェクト宛に、観光協会 会長の山本勇氏が切った領収書のコピー |
平成16年度 にぎわい創出拠点整備 特別会計収支決算書 |
|