ラスト二行は、周公が噛んでいたものを吐き出してまで来賓を迎えたという故事に由来しています。これは人材募集の楽府だそうですね。みんなーっオレんとこ
に来ーい!もてなしちゃうぞー!!てな感じでしょうか。 山は高きを厭(いと)わず 海は深きを厭わず(山はいくら高くてもいい 海はいくら深くてもいい)というフレーズが大好きです。なんだか突き抜けた開放感がありませんか? 悩みや憂いは消えないけれど、それすらも楽しんでしまおうといったおおらかさがあって、曹操らしい。若々しい書生を想うくだりは、まるで恋の詩のようで す。 |