研究 CDのトラック間の距離

U.光についての説明

(干渉)
2つの波の山と山・谷と谷が重なり合うとき大きな山・谷ができ、山と谷が重なり合うときには振動しない。このように、2つの波が重なりお互いに、強めあったり弱めあったりする現象を、波の干渉という。

2点P、Qを波源とし、波長λそして振幅、位相の等しい2つの波が出ているとする。また、波源P、Qから波が干渉している点までの距離をそれぞれl
1、l2とする(図B参照)。

そうすると、2つの波が重なり、お互いに強めあう点は、

    
  
  (m=0、1,2、…)

2つの波が重なり、お互いに弱めあう点は、

      
(m=0、1,2,…)
と表せる。このことから、

干渉した波が強めあう点は、(経路差)=(半波長の偶数倍)

干渉した波が弱めあう点は、(経路差)=(半波長の奇数倍)であることが分かる。

光は波なので、このことは光においても同じことがいえる。
 


図B