Part1 引越し前日までの準備
旧居の掃除で「立つ鳥あとを濁さず」 旧居の掃除はとても大切。
明け渡した部屋の状態で、借主が負担する修繕箇所や修繕費用が決まってくるからです。
畳の日焼け、壁紙のくすみなど、「通常の使用に伴う自然な消耗」については免除されますが、タバコの焼け焦げ、壁のへこみ、じゅうたんのシミ、長年の油汚れなどは、借主負担で修繕しなければなりません。
修繕費に充てられる敷金が、少しでもバックするよう、明け渡し時のことを考えてできる限りの掃除をしておきましょう。
掃除ポイント
水周り
キッチン、お風呂、トイレは徹底的に。
壁などに付けた小さなキズなどは、専用の補修材を使って修復をしましょう。
ホームセンターで補修のためのグッズを手に入れて是非トライしてみよう。
掃除ポイント
キッチン
レンジやシンクの汚れは、布やスポンジにクリームクレンザーをつけて優しくこする。
汚れが落ちにくいときは、還元系漂白剤を60〜70℃のお湯でペースト状に練ったものを塗ればOK!
換気扇の汚れは、サラダ油を数滴たらした布でこすると驚くほどよく落ちます。
洗剤で磨き、仕上げは乾拭きで。
掃除ポイント
お風呂
シャワーカーテンにカビが生えている場合、金具を取り外して塩素系漂白剤に浸けて落とします。浴槽は材質に合った洗剤を選ぶのがポイント。ホーロー、ステンレス、タイルなど、材質をチェックしてみてください。
お掃除ポイント
床、畳、壁、カーペット
フローリングの床は掃除機をかけて、固く絞った濡れ雑巾で拭き上げ、乾拭き仕上げ。
たたみも掃除機のあと、雑巾がけ。白木の壁は乾拭き。漆喰や砂などの汚れは消しゴムで充分落ちますよ。カーペットは毛並みに逆らって掃除機を。住宅用洗剤で拭いたあと湯ぶきして、洗剤分をしっかり拭き取ってください。